2024-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「DSA・JILIS共催 「個人情報保護法シンポジウム」」について

DSA・JILIS共催 「個人情報保護法シンポジウム」を視聴したので、取り急ぎ感想をまとめておきます。 個人データの有用性への配慮と個人の権利保護を分けて考えるべきではない(「今後の検討の進め方」 の2頁の上半分、中間整理の章立てに関して)。個人デー…

「個人情報保護法のいわゆる3年ごと見直しの検討の充実に向けた視点(案)」について

10月16日の第304回個人情報保護委員会で、「個人情報保護法のいわゆる3年ごと見直しの検討の充実に向けた視点(案)」が議論されています。この「視点」は、これまでの3年ごと見直しの方向性を(正しい方向に)大きく転換する可能性がある内容を含んでおり…

境界型個人データ保護からゼロトラスト個人データ保護へ―個情法の設計思想を転換する

3年ごと見直しにおいて、エンフォースメントを巡る対立が取り上げられていますが、真の争点は基本的な義務規定、特に第三者提供制限と不適正利用禁止規定なのではないかと思います(最後に書きますが、個人データ概念や同意概念はこれに付随する論点です)。…

クラウド例外に関するいくつかの疑問

個情法のQA7-53についていくつか思ったことがあるので、それについて書いていきます。 QA7-53 まず、QA7-53の関係箇所は以下のとおりです。 クラウドサービスには多種多様な形態がありますが、クラウドサービスの利用が、本人の同意が必要な第三者提供(法第…